2024年4月24日入居企業紹介

【卒業企業】　ピラティススタジオRinc

コワーキングスペース会員

「身体の不調がない身体にしたい」「身体のラインをきれいにしたい」―—。そんな願いや理想を実現するため、一人一人に寄り添い、全力でサポートしてくれるのがピラティススタジオ「Rinc」です。主宰する赤木里穗さんに、ピラティスを始めたきっかけや思いを聞きました。

「Rinc」は、夢や希望をかなえたいと頑張る一人ひとりが主人公
たつの市出身です。子供の頃から体を動かすのが好きで、小学校から高校まで10年間、陸上競技部に所属して短距離走をしていました。その経験から、将来的にスポーツに関わる仕事に就きたいと思うようになり、大阪の履正社医療スポーツ専門学校に進学。在学中にピラティスの研修を受け、「私がしたいのはこれだ」と直感的に閃いたんです。

専門学校を卒業後、2015年に東京にあるピラティス専門のスタジオに就職し、月間100本以上のセッションを経験。16年にはピラティスの本場・アメリカで創設者の下で10日間の研修を受け、その後はマスター(インストラクターの指導者)の資格も取得しました。

どれもこれもが、私にとって貴重な体験でした。それを古里でも広めたいと考え、21年に地元に戻り、姫路市内でスタジオをオープンしました。「Rinc」というスタジオ名は、スケートリンクの「Rink」から発想を得ました。スケートリンクは、誰もが主人公となり輝ける場所。夢や希望をかなえたいと頑張る一人ひとりが主役です。そんな「Rinc」に集まってくれる方々、その思いを繋いでいきたい――。そんな思いから、最後の「c」に「connect（繋ぐ）」の意味を込めました。

ピラティスは、正しい身体の使い方を学ぶ運動です。マシンを利用したエクササイズは、運動が苦手な方でも楽しく身体を動かすことができます。「肩こりがひどい」「腰痛持ちだ」という人は多いですが、本来、そうした悩みはないのが当たり前。身体が整えば心も整い、人生をより楽しく過ごしてもらえると思うんです。

「起業プラザひょうご姫路」は刺激を受け、仕事に集中できる場所
起業プラザひょうご姫路には、2021年4月に入会しました。日々の事務作業はスタジオでもできますが、一人でやっているとダラダラしてしまう。その点、Kipでは他の会員さんもいて刺激になるし、特に土・日は人も少ないので集中して仕事やピラティスの勉強に取り組めるのが良いですね。

花嫁が集うスタジオに
今は、100人近い方がスタジオに通ってくださっています。スタジオは午後9時まで開けていて、仕事帰りの方も気軽に利用してもらっています。スタッフは私を含めて4人。コースはマシンを使うプライベートレッスン、ペアレッスンとマットだけのグループレッスンがあります。ペアレッスンやグループレッスンはお友達や家族と一緒に通うことができるので楽しく続けられるメニューです。

23年11月からは、「ウェディングプラン」を始めました。結婚式という一生に一度の晴れ舞台を、理想の体で迎えてほしいという想いからです。ドレスを着た時に二の腕や背中が綺麗に見えるように、身体の引き締め、良い姿勢を作っていきます。これから花嫁が集うスタジオになったらいいなと思っています。

指導者の学びの場にもしたいので、指導者向けのセミナーにも力を入れたいですね。そうなれば、多くの人に姫路に来てもらえることになり、ひいては街の活性化にも繋がると思うんです。そういう意味では、今のスタジオは少し手狭になってくるので、指導者の養成やスキルアップを目的にした研修する場として活用し、レッスンをする広めのスタジオを新たに借りたいなと考えています。

＜DATA＞

企業名：ピラティススタジオRinc

代表：赤木里穂